自社製品

自社製品

デルタ光器では、光学装置の開発を行っています。
合波、集光、単色光の取り出しなど、「こうすればもっと良くなる」という現場視点から
開発された製品なので、使い勝手が良いことが特徴です。

精密波長可変光源 【NEW!】

ハロゲンランプのスペクトルから、任意の中心波長/波長幅を調整・選択して出射する波長可変光源。
出射タイプは、ファイバー出射、LLG(リキッドライトガイド)出射、空間出射から選択可能です。

【特長】
・スリットや回折格子を使わないので、高効率!
・中心波長や波長幅を調整可能!

精密波長可変光源

調整可能な波長幅

調整可能波長範囲

中心波長 ※1 波長幅
可視域Aタイプ 400nm ~ 448nm 数nmから調整可能。
動画をご参照ください。
可視域Bタイプ 448nm ~ 501nm
可視域Cタイプ 501nm ~ 561nm
可視域Dタイプ 561nm ~ 628nm
可視域Eタイプ 628nm ~ 704nm
近赤外域Aタイプ 704nm ~ 790nm
近赤外域Bタイプ 790nm ~ 887nm
近赤外域Cタイプ 887nm ~ 995nm
近赤外域Dタイプ 995nm ~ 1116nm

※1 中心波長公差: ±3nm

可視域Eタイプのスペクトル例

可視域Eタイプのスペクトル例の図

多波長Compactレーザー光源(シングルモード出射)

紫外域から近赤外域まで(375-780nm)の16種以上のレーザー波長から、2-3波長を選択して筐体に格納。
各波長を同軸に合波して、シングルモードファイバーから出射します。

多波長Compactレーザー光源(シングルモード出射)
【ユーザーフレンドリーな2つの発振モード】

・Stand-alone発振モード:
天面の液晶パネルで出力調整、パルス変調が可能

・PC制御発振モード:
ソフトウェアで出力調整、パルス変調が可能

■ シングルモード出射端 代表出力 一覧 [Preliminary]
波長 375nm 405nm 440nm 473nm 488nm 514nm 520nm 532nm*
代表出力 5-50mW 5-15mW 10mW 10mW 5-35mW 7mW 10mW 5-15mW
波長 561nm* 635nm 650nm 658nm 670nm 685nm 730nm 780nm
代表出力 7mW 5-35mW 3mW 7-35mW 5mW 12mW 10mW 5-15mW

*532nm、561nmはDPSSです。
*空間出射をご要望の場合、代表出力についてはお問い合わせください。

合波モジュール

合波モジュール

合波モジュールは、シングルモードファイバーより出射された異なる波長の光を合成することができます。

また、白色光を入射した場合にはダイクロイックフィルターの特性に応じて分離された光を取り出すことも可能です。

■蛍光顕微鏡励起レーザー光の合波(405nm, 488nm, 561nmなど)
■外形寸法 95(W) x 60(D) x 40(H)

軸外し放物面鏡

軸外し放物面鏡

焦点に配置した点光源から出た光を色収差さく平行光束に変換する機能と対称軸と平行な平行光束を色収差なく焦点に集光させる機能があります。

製作方法としては、大きく「切削製作」と「レプリカ製作」に大別できます。
弊社ではご要求に応じて切削作製にて1個から、超高精度の軸外し放物面鏡を提案することが可能です。


顕微蛍光チェッカー

顕微蛍光チェッカー

実体顕微鏡に取付けるだけで、簡単に蛍光観察が可能です。

励起光源には省電力・超寿命のLED光源を採用。蛍光フィルターには高耐久性・高透過率のSemrock社フィルターを使用。

シンプル・コンパクト設計により簡単脱着でき、カメラ撮影も可能です。


光ファイバー対向ユニット

光ファイバー対向ユニット

光ファイバーからの光を平行光束にして空間に取り出し、対向する光ファイバーに再入射させることができます。

空間中に測定対象物をセットすることによって、光学特性の測定等ができます。

空間距離 30~300mm程度
ビーム径 0.5~1mm程度

白色LD光源

白色LD光源

赤、緑、青のLD光を合波して白色光を光ファイバーで取り出すことができます。
光源には効率良く光をシングルモードファイバーへ入射するLDモジュールを搭載。
ご希望の波長を組み合せることが可能です。

外形寸法 
315(W)×300(D)×95(H)


導入事例

導入事例 1

北海道大学納入 インビボシステム光学系
(写真ご提供 榎木 亮介先生)

導入事例 インビボシステム光学系導入事例 インビボシステム光学系

導入事例 2

独立行政法人 物質・材料研究機構納入
強磁場マグネットプローブ用小型高効率ラマン散乱分光測定装置の試作
2013年秋季応用物理学会(会場: 同志社大学)にて発表 三井 正先生

特徴: 小型化・非磁性・耐超低温
寸法: 直径φ30mm 全長123mm

お客様からの言葉

光ファイバー光学系を使用した強磁場マグネットプローブで、
「単層」グラフェンのラマン散乱測定に世界で初めて成功しました。
デルタ光器に開発してもらった高効率の光学系のお陰で実現した成果です。

導入事例 強磁場マグネットプローブ用小型高効率ラマン散乱分光測定装置の試作導入事例 強磁場マグネットプローブ用小型高効率ラマン散乱分光測定装置の試作

「光学」分野の事ならまず、デルタ光器に。

光学設計 製品・装置の開発 機器の組み立て

具体的なご相談は勿論のこと、
「ありそうでないんだよな」
「こんな装置があれば便利なのに」
「やりたいことは見えているけど
形のイメージがつかない」など、
開発イメージ段階のご相談にも
お力になれると思います。

まだ頭の中にしかない何となく
構想やモヤモヤしたイメージ段階
でもご遠慮なくご連絡ください。

ご連絡はお気軽にどうぞ。

光学製品の製造・販売

株式会社オプトライン